スポーツや仕事の場面で大声を出すことはあったとしても、日常生活で叫ぶことって滅多にないものですよね。
特に、日本では大声を出すことにとても抵抗感のある社会のようにも思います。
同じように、叫ぶ夢もあまり頻繁(ひんぱん)に見るものではないようです。
では、そんな珍しい叫ぶ夢を見たとしたら…夢はあなたに何を伝えようとしているのでしょうか?
夢占いでその意味を見てみましょう。
叫ぶ夢が伝える夢占いの意味って?
叫ぶ夢は、あなたが精神的にとても不安定な状態にあることを伝えています。
心に大きな不安を抱えてはいませんか?
その不安が精神を圧迫し、不満やいらだちを生んでいるようです。
いわば、ネガティブな感情に心を支配されている状態と言えます。
あなた自身の手でどうにもならない不安なら、一人で悩み続けるのは得策ではありません。
しかるべき人にただちに相談されることをオススメします。
また、叫ぶ夢は体調不良のシグナルでもあります。
心と体は密接につながっているため、精神的な動揺が体調面にも悪い影響を及ぼしているのでしょう。
疲れを自覚しているのなら、とにかくいまは休むこと。
くれぐれも無理は禁物ですよ。
他には、誰かに何かを強く主張したい時にも叫ぶ夢を見ることがあります。
言いたいことがあるのに、我慢せざるを得ない状況にいるのなら、こちらの意味が当てはまるでしょう。
いかがでしたか?
叫ぶ夢を見たら、あまり楽観視はできない状況のようですね…。
心や体の調子が上がらないと、運勢的にもどんどん悪循環にハマってしまいます。
できるだけ早く今の状況から抜け出すことが大切です。
また、叫ぶ夢はシチュエーションによっても解釈が異なる場合も。
ここからは、いくつかシチュエーションをご紹介しますので、あなたの夢に当てはまるものがないか、チェックしてみてくださいね。
「助けて!」と叫ぶ夢
誰かに助けを求めようとして叫ぶ夢は、周りの人に助けを求めたい気持ちのあらわれです。
逆に言えば、気軽に助けをお願いできない状況にいることを暗示しています。
助けて欲しいのに、助けを求められない…
SOSを叫ぶ夢には、このようなあなたの強い葛藤があらわれているのですね
もし、夢の中であなたを助けてくれる人物が現れるなら、実際に人からの助けが得られるサイン。
ひょっとしたら、助けを求められないとあなたが思い込んでいるだけなのかもしれません。
この夢を見たら、迷わず誰かに協力をお願いしてみましょう。
きっと快く手を貸してくれる人が現れるはずですよ。
ただ、叫んで助けを求めても、誰も応じてくれない夢は、あなたが感じている深い絶望感のあらわれです。
このまま今の環境が良くなるのを期待し続けるのは、あなたにとって辛いことになりそう。
思い切って環境そのものを変えてしまったほうが、むしろいいのかもしれません。
泣きながら叫ぶ夢
泣きながら叫ぶ夢を見るのは、ネガティブな感情が解消される兆し。
涙を流す夢は現状の好転をあらわします。
これまであなたは、色々な不満やストレスを溜め込んでしまっていたようです。
おそらく、とても苦しい状況にいたのでしょう。
ですが、この夢は、そんな日々もようやく終わりを告げることを伝えてくれているのですね。
特に、大泣きをする夢なら、大ピンチだった状況が一転、大チャンスに変わる前兆です。
これまで苦しんできた人ほど、大きな幸運を手にする吉夢になるでしょう。
怒りながら叫ぶ夢
怒りによって叫ぶ夢は、あなたの感じている無力感、憤りなど、行き場のないネガティブな感情のあらわれ。
目の前の現実をなんとか良くしようとしても、一向にうまくいかなかったのかもしれません。
それどころか、状況はさらに悪くなるばかり…といった深刻な場合も。
あなたは、もうどうしていいのかわからなくなっているでしょう。
が、こんな時こそ、落ち着いて、冷静に考えることが大切です。
自暴自棄(じぼうじき)になってしまっては、元も子もありません。
また、自分一人で考え込んでしまってはいるのなら、時には誰かに意見を聞いてみましょう。
もしかしたら、これまで思いつかなかったアイディアが、意外な人からもたらされるかもしれませんよ。
叫ぼうとしても声が出ない夢
叫びたくても声が出ない…!
そんな苦しくてもどかしい夢を見るのは、面倒な出来事が訪れる暗示です。
あなたは、今後、息が詰まりそうな状況に陥ってしまうかもしれません。
思うように物事が進まない日々が続きそうです。
今は、無理に抵抗するよりも流れに身を任せてみること。
焦って自分を見失っては、元も子もありませんよ。
特に、仕事などでとてもストレスが溜まっているときに、叫んでも声が出ない夢を見ることがあります。
すぐに状況が良くなることは期待できない時は、思い切って気分転換を。
誰かに対して叫ぶ夢
誰かに対して怒りを感じる出来事が起きてしまいそうです。
知り合いや友達に対して叫ぶ夢なら、相手があなたを陥(おとし)れようとしている暗示かもしれません。
くれぐれも気をつけてくださいね。
また、普段から嫌いな人に叫ぶなら、相手に対して感じている嫌悪感がさらに高まっているようです。
相手が何をしてこようと、なるべく関わり合いにならないほうがいいでしょう。
職場で叫ぶ夢
職場で叫ぶ夢は、仕事のミスやトラブルが生じる予兆。
思わずパニックになってしまいそうな、非常事態に襲われる恐れがあります。
今進めていることが順調なときほど、油断は禁物です。
準備や計画に穴がないか、あらためてチェックしておきましょう。
叫んでスッキリする夢
叫んで気持ちが晴れる夢を見たとしたら、ストレス発散がうまくいった暗示。
夢の中でストレスが解消され、活力が湧いてくるサインです。
特に、実際に目覚めが爽快だったとしたら、よりその意味合いが強まるでしょう。
心がスッキリしたことで、運気そのものも好転してくることが期待できます。
何度も叫ぶ夢を見る
何度も繰り返し叫ぶ夢を見るのは、なんらかの不幸や災いの訪れを告げているのかも。
今後しばらくは、何事にも慎重な判断をすることが肝心です。
もし体調やメンタルに異変がないとしても、楽観視し過ぎないように。
また、今あなたが始めようとしていることに、重大な見落としがあるのかもしれません。
あるいは、それに対する強い不安、強迫観念をあらわします。
基本的に、何度も同じ夢を見るのは夢が伝えたいことに気づけていないサインです。
繰り返し見る夢の共通点、印象的な場面に注目して、そのメッセージを読み解いてみましょう。
叫びながら起きる夢
叫びながら目が覚める夢を見たとしたら、心と体のSOSと捉えましょう。
体調の低下、精神的な葛藤などによって、心身が消耗してしまっています。
また、とても悔しい出来事や、激しい後悔に襲われたときなど、感情のコントロールを失いそうになっている時にも、この夢をよく見ます。
目覚める直前に見た夢の状況に、あなたが抱えている問題の本質があらわれています。
夢の細部までできる限り思い出して見てください。
一時的な出来事ならまだしも、同じ問題で苦しみ続ける状況なら気をつけてください。
一刻も早く手を打たないと、あなたの心身のバランスが崩れてしまう恐れがあります。
必要な場合は、第三者に協力や相談を。
叫ぶ人を見る夢
知り合いや友達が叫んでいる夢を見るのは、その人物の身に異変がある知らせ。
また、あなたがその人の身を案じていることを意味しています。
この夢を見たら、実際にその人に連絡をとってみましょう。
あなたにも何かできることがあるはずですよ。
なお、見知らぬ人が夢の中で叫ぶのは、実はあなた自身に危機が訪れる暗示です。
くれぐれも気をつけてくださいね。
叫び声が耳について離れない夢
まれに、とてもリアルな叫び声を聞く夢を見ることがあります。
それが、まるで心霊現象のような嫌な感覚を伴う夢だとしたら、突発的なトラブルや困難に陥る警告です。
まったく想像していなかった展開に、パニックになってしまうかもしれません。
どのようなことが起きようとも、冷静に対処することを心がけましょう。
終わりに
叫ぶ夢の意味、いかがでしたでしょうか?
叫ぶ夢を見たら、あなたが今、油断ならない状況にいるということ。
夢からのSOSをキャッチしたら、なるべく早く行動に移しましょう。
まずは、自分自身を守るだけでも十分です。
それでは、今回も最後までお読みいただきありがとうございました。