癌(ガンは)日本人の死因のトップにも挙げられる知らない人はいない病気の一つ。
ドラマの世界では、スーパー外科医の手によってガン患者が奇跡的に助かる…という場面が定番ですが、現実の癌はそんなにあっさり消え去ってはくれないもの。
筆者も身内を何人か癌で亡くしていますので、その怖さは身に染みて感じています。
そんな癌になる夢を見てしまうのは、とても恐ろしい気がしますよね。
ですが、実際に癌になる夢は、正夢になることは少ないようです。
では、夢占いで癌の夢は、一体何を意味しているのでしょうか?
【癌の夢の夢占い】基本的な意味
まずはじめに、夢占いで病気になる夢の意味から見ていきましょう。
病気になる夢の夢占いの解釈
病気にかかる夢は、実は何かから逃げ出したい気持ちをあらわします。
現実の世界では、病気になると仕事や学校に行けなくなりますよね。
つまり、病気になることで、目の前の義務から逃れられるということ。
あなたが夢の中で病気になっていたとしたら、それは現実逃避願望のあらわれと言えるのですね。
では、癌になる夢の意味は?
癌を発病する夢を見るのは、コンプレックスなど、精神的に重い問題を抱えている暗示。
その問題は、あなたの心にとても負担になっているようです。
大げさではなく、死にたいくらい怖い思いをしているのかもしれません…。
癌になったらお医者さんに見てもらうように、今抱えている問題は他の誰かに相談する必要がありそうです。
このまま一人で思い悩むのではなく、しかるべき人に相談することが大切です。
さらに、癌になる夢の他の意味は?
癌は病気の中でも死につながる病です。
そのため、癌になる夢は、あなたの持つ「死」というものへの恐怖心のあらわれでもあります。
もしかして、最近体調を崩したりして、健康面に不安を感じてはいませんか?
また、年齢を重ね、体の衰えをますます感じ始めているのかもしれません。
それらのようなことがキッカケとなって、あなたの中に隠れていた死に対する漠然とした恐れが、”癌”という形で夢に現れている、と言えます。
また、まれに癌の夢が体調不良の前触れとなるケースもあるそうです。
少しでも体調が優れないと感じたら、無理は禁物です。
正夢ではないにしろ、必要と感じたら、病院で検査を受けておいたほうが安心ですよ。
ここまで、見てきたように、夢占いで癌の夢は、身体的な問題よりも、精神的な問題をあらわします。
とはいえ、「病は気から」とも言うように、心の問題はいずれ体にも影響を及ぼしてしまう恐れがあります。
そうならないためにも、早めに問題に対処することが大切です。
では、次に癌になる夢のいくつかのパターンについても見ておきましょう。
あなたが見た夢に近いものはないか、チェックしてみてくださいね。
乳がんになる夢
女性特有の癌である乳がんになる夢は、女性らしさに対してコンプレックスを感じているサイン。
あなたは、周囲の人から一般的な「女性らしさ」を求められることが、重荷になっているようです。
人によっては、「女になんて生まれてこなければ良かった」とまで思っているかもしれません。
女性であることを受け入れたくないあまり、女性であることを否定したくなっているのですね…。
とはいえ、女性であることは変えようのないことなので、今の考えのままでは、自分で自分を傷つけてしまうだけです。
とにかく今は、一人で思い悩まないこと。
信頼できる人に相談して、心を少しでも軽くしてあげてくださいね。
ただ話を聞いてもらえるだけでも、気分が次第に上向いてくるはずですよ。
末期癌が見つかる夢
末期癌になる夢は、自分の手には負えない問題を抱えているサイン。
一人で解決しようとがんばるのはあきらめたほうが良さそうです。
早めに誰かに協力を求めましょう。
また、末期癌になる夢は、もう後戻りのできない、大きな過ち犯してしまったことを暗示する場合も。
そのことをあなたはとても悔やんでいるのでしょう。
末期癌になるということは、言い換えれば自分に対する罰とも言えるのかもしれませんね。
医師から余命宣告を受ける夢
癌になる夢で、お医者さんから余命宣告を受けるのは、あなたが目を背けている問題を解決できるチャンスは、もうあまり無いことを暗示しています。
逆の言い方をすれば、本気で解決を望むなら、今こそがそのタイミングということ。
これまで逃げてきたことに向き合うのは勇気がいるものですが、勇気を出して、一歩を踏み出してみましょう。
あなたが本気になれば、あなたの味方をしてくれる人もきっと現れるはずですよ。
癌の手術を受ける夢
手術の夢は、あなたに訪れる試練の象徴です。
癌の手術をする夢を見たとしたら、これまで逃げいていた問題と向き合わざるを得ない状況に追い込まれそう…。
もうこれ以上逃げ回ることはできないことを暗示しているのですね。
ここはもう覚悟を決めるしかありません。
とことん問題と向き合って、試練を乗り越えましょう。
その先に、大きな成長が待っているはずですよ。
癌が完治する夢
癌が治る夢を見るのは、あなたの負担になっている問題の解決が近いということ。
近い将来、とても嬉しい知らせが届きそうです。
夢の中であなたを助けてくれる人がいるのなら、現実でも人からの支援に恵まれそうです。
現状の大きな好転をあらわす吉夢と言えるでしょう。
誰かが癌になる夢
あなた以外の誰かが癌になる夢は、相手があなたにとってどのような存在なのかによって、その解釈は異なります。
夢全体のストーリーや、印象的な場面をよく思い出してみましょう。
家族や身内が癌になる夢
両親や、兄弟などの親族が癌になる夢は、相手を心配する気持ちのあらわれ。
あなたは、相手が元気に問題なく過ごしているのか、何か困っているのではないか、気になっているようです。
もし、離れて暮らす家族が癌になる夢を見たら、久々に連絡をとってみましょう。
きっと相手もあなたからの連絡を喜んでくれるはずですよ。
ただし、普段から嫌っている身内が癌になる夢は、相手に対し「いなくなって欲しい」と思う気持ちのあらわれです。
癌で亡くなった肉親が夢に現れる
もし、実際に癌で亡くなった祖父母や親が何度も夢にあらわれるなら、あなたの健康状態への警告かもしれません。
念のため、病院で検査を受けておきましょう。
彼氏(彼女)がガンになる夢
彼(彼女)や、夫(妻)など、好きな人が癌になる夢は、相手を失うことへの恐れのあらわれ。
相手があなたにとってかけがえない存在である証拠です。
だからこそ、失った時のことを考えてしまい、怖くなってしまっているのですね。
基本的に実際の癌を予知するわけではありませんので、安心してください。
ですが、お互いの仲が険悪な時に見たとしたら、相手を疎(うと)ましく思う気持ちのあらわれです。
普段は我慢している強い憎しみが、顔を出しているのかもしれません。
知り合いや友達が癌になる夢
仲の良い知り合いや友達が癌になる夢を見たら、少し相手に依存しているのかも。
あなたはその人がいないと困る、と思い込んでいるようです。
それだけ、あなたにとってその人が重要人物であることを示しているのですね。
が、ついつい頼りすぎていないかは気をつけたいところです。
また、嫌いな人が癌になる夢なら、相手のことを目の前からいなくなって欲しいと思っているのでしょう。
相手に対する恨みや、復讐心を暗示することもあります。
知らない人が癌になる夢
夢の中の知らない人は、あなたの分身として登場します。
見知らぬ癌患者が出てくる夢なら、その人はあなたの現状を反映したもの。
その人の癌が治る夢なら、現状の好転をあらわしますが、深刻な状態なら注意が必要です。
夢全体のストーリーや印象にも注目して、慎重に判断してくださいね。
終わりに
いかがでしたか?
癌になる夢は、病気をあらわす場合は少ないにしろ、かなり気をつけたい夢ですよね。
もし、問題を抱えているのなら、自分だけで何とかしようとしないこと。
早めに信頼できる人に相談しましょう。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。